2010年09月05日
モモト~momoto~Vol.3
【百 歳 の 流 儀】
「いち離り島や 物知らし所(どぅくる)」
(伊計島は物事の道理を教えてくれる場所)
22.9.5(日) 雨 時々 でぇ~じ雨
昨日からの台風の影響で、様々なイベントが中止又は延期、とても残念でした。どこにも行けないので、時間の有効活用ということで、昨日に引き続き午前中一杯仕事をしてきました。おかげで、来週予定の会議のプレゼンを作成、非常に充実しております。那覇市では時折、雨脚が強くなり、カミナリがゴンゴンしております。電波障害の影響かBSは、油断しているといい場面で ・・・?□:△(:)?・・・ です。
午後は、既に7月に発売され購入してあった「モモトVol.3」にゆっくりと目を通すことに、「百歳の流儀」伊計島の現役の神人(かみんちゅ) 当山タケさん(99歳)。すごい「目」をされてますね。この方はおそらく「聞けて」、「みえる」のでしょう。当山さんの前に立ったら、「守護神」まで見透かされるのでしょう。
サーダカウマリ(霊力高い生まれ)した人の中には、自分についているチヂ(守護霊)を悟り、その役目を悟らなければならない。それには先ず、自分についているチヂが神霊なのか祖霊なのかを悟る必要。時には悟るまで一生かかる人もいれば、一生かかっても悟れない人もいる。このような状態をチヂウシクミという。更に、チヂはお一人ではなく、御先世(うさちぬゆ)25代・18代、中世(なかぬゆ)12代、今世(いまぬゆ)6~5代、それぞれの時代の何代目かを悟らなければならない。
殆どの家庭にある「火ヌ神」は、代々女性たちによって受け継がれ、サーダカウマリそた人たちは、やはりご先祖を明らかにすることからはじまる。これは、神人を通じて、ご先祖に教えていただくことにほかならない。そのためには、元家はトートーメーをしっかりとし、清明祭(シーミー)や旧盆などの行事を通じて、親族の和合をとり先祖に感謝の意を伝えなければならない。これすなわち「祖先崇拝」につながる。
沖縄の拝み、御願(うぐぁん)は、祖先崇拝のたまものというわけ!
さて、先月の盆休み帰省時に「モモト創刊号」をたくさんの人たちに紹介しました。
例えば、町役場首脳陣、学校関係有力者、民俗資料館関係者、集落世話役、レストラン等々
みなさんの第一印象は、画像がとっても「きれい!」と言っておりました。
また、60代前後の方々は、次の記事に「なつかしさのような」感慨をもっておりました。
モモト創刊号: 「弔いの原風景(与那国の洗骨)」
モモトVol.2: 「玉川門中会 墓参の旅はるか福州へ」
【過去ブログ リンク】
モモト~momoto~創刊号(22. 2.20): http://aiki77.ti-da.net/t2733147
モモト~momoto~Vol.2 (22. 4.22): http://aiki77.ti-da.net/t2823475
モモト~momoto~大人の学際ブース出展(22.4.25): http://aiki77.ti-da.net/t2827143
モモト創刊号の、弔いの原風景は、立ち読みしていました。
今回のは、買ってよんでみたくなりました~!
それにしても、沖縄って、ほんと、不思議なところですね。
本土では、サーダカだの、チヂだの、
それに類似する言葉って、少なくても、うちの田舎、
また、各地住んだ土地でも、聞いたこともなく。
改めて、独特な空気が流れてる島なんだなぁって思いました~~。
こんばんは! お久しぶりです。
沖永良部では「モモト」好評でした。
ただ、一観光雑誌になってほしくない。
当初目的の 一歩踏み込んだ「琉球」を伝えてほしい。
そう思います。スタッフ及び賛同する沖縄の企業のみなさん!
「頑張ってください。」と応援したくなります。