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2010年02月13日

トゥシヌユール!

 トゥシヌユール(大みそか)! 
 今日は、トゥシヌユール(大みそか)、
日めくり暦を間違って2枚めくらない限り、明日は旧正月。
朝早くから妻と二人で「火の神」と「神棚」のお掃除やお供え物の準備で大忙し、
妻は「御願ハンドブック」を参考に、あれこれ独り言をいいながら奮闘するいつもの光景!
 この後、朝のウートートーをしっかりと済ませ、妻は公設市場に買い物。
僕は、天照様のサカキをいただくために、奥武山公園の「世持神社」に出かけました。
妻のバイブル:
  「御願ハンドブック」  執筆編集協力:比嘉淳子
  「沖縄暮らしのしきたり読本(御願・行事編)」  著者:比嘉淳子+チームくがに



【世持神社】
トゥシヌユール! トゥシヌユール! トゥシヌユール! トゥシヌユール!                 
                     本    殿         金毘羅・恵比寿・大國大明神        権現堂    
(説明:沖縄拝所巡り300抜粋)
 沖縄産業の三恩人・野国総官、儀間真常、祭温を祀り、農林・糖業関係者を中心に昭和12年に創建。
世持神社は戦災で焼失。昭和59年にお沖宮が仮本殿を建て、天照大神(アマテラスオオミカミ)と※産土神(ウブスナガミ)を祀り、隣に権現堂を建立して三恩人を祀った。

  【野國総官】:「総官」は進貢船のパーサーのことで、航海中の祭祀などもつかさどった。1605年に中国
          からイモの苗を持ち帰り、郷里の嘉手納の村人に栽培法を教えた。
  【儀間真常】:役人であった儀間はこれを伝え聞き、野國から苗をもらい普及させた。また木綿織りや黒
          糖を初めて製造し、※親方(ウェーカタ)に叙した。
  【祭   温】:造林や川改修、検地に尽力。「山林真秘」「実学真秘」を著した※三司官(1728年)で、具
          志頭親方と呼ばれた。

          ※産土神:生まれた土地の守り神。鎮守の神。
          ※親方:紫冠をいただき、一間切を領有する。
          ※三司官:三人制の宰相で、親方の中から選挙で選ばれた。


【モクビャッコウ(石菊(イシヂク))】・・・ゆかってました!!
トゥシヌユール! トゥシヌユール! トゥシヌユール!
 前回、比嘉淳子さんのブログryuQ(2007.7.23)の「モクビャッコウ(石菊(イシヂク))は石敢当の役割・・・」について紹介させていただきましたが、あまりにも立派なフクフクとしたモクビャッコウが、近所の建設中のウェルカムガーデンに植えられているのを発見、せっかくの良い日なので、たくさんの人に見てもらいたくて写真を撮りました。
(大米建設の社長さま、無断で撮影申し訳ありません。でも、宣伝になるのでご勘弁!! 近々、しっかりと名を名乗り造園業者を教えていただきます。)


 



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